心と体のバランスを取り戻すボディートーク療法 なごみ空間

子宮筋腫 その6

ノアルテンが再開し月経困難症による腹痛には悩まされなくなりました。

ですが、経過観察はしていく必要があります。

ドクターは3か月に1度くらいのエコー検査を提案してきましたが、私にはその頻度で行う必要がないように感じ、年に1度のMRIを行うことで折り合いをつけました。

長期服用しているため薬に慣れてしまったのか、私の意識のためか(おそらく後者ですが)、子宮筋腫は徐々に大きくなっていきました。

それに加え以前悩まされていた夜間の原因不明の腹痛も始まりました。

そして徐々に夜間だけではなくなり、継続時間も長くなり、私の頭には「手術」という言葉が浮かぶようになりました。

それでも「まだ大丈夫」という気持ちが強かったです。

と言うか認めたくなかったんだと思います。

ある時、「手術をするかしないかは自分で決めればいいから」と言っていたドクターが、「14㎝になったら切ろうか。」と言い出しました。

私「いいですよ。分かりました。」

ちょっと気が楽になりました。と言うか覚悟ができました。

子宮筋腫は良性のものなので必ずしも手術をする必要ありません。

私の場合は酷い貧血があるわけでもなく、あるのは腹痛だけ。

毎日ではなかったしなかなか手術を考えることが出来ませんでした。

だから、ドクターのこの提案には「いいですよ」と言えたんです。

つづく